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狭い道へ 子供追い込む 親・教師
ある日、「お母さん、僕学校やめようかな」
と言い出したらどうするだろう。
これは決して空想の話しではない。

ここ十年来、高校中退者は毎年十万人を越え、九十一年度は十二万人四千人と年を追って増加している。

学校、成績という狭い道だけを歩くことをさせ、他の広い人間の生きる道、価値、生き方を考えさせないようにしたのは誰なのか。
親か教師か、社会か、あるいは誰の責任でもないのか。

学校に行けなくて、死んでしまったようになってしまった子が再び元気に生き返ることが、どんなに困難なことか。
私は様々な相談に応じながら、その時の子供や親の不安、恐怖、絶望感の深さを思い知らされてきた。

「学校、成績以外にも、立派に幸せに生きる道がある」
ことを、私達ははっきりと分かるように教えてきただろうか。

反対に「他に向かおうとする自然の心」を認めず、「他に目を向けていけない」と追い込んできたのではないだろうか。

確かな『自己実現』の芽を本来持っている子供に、世界で唯一、ひとりの限りなく尊い「私」を生きる事の幸せの道を示してきただろうか。

私達は心から子供の幸せを願っている。
子供を又、その親の愛情を信じ、親の願いに添うべく精一杯の努力を続けている。

そして、子供が「自我、自我」を創り始めた大切な時、生き方を、生きるモデルを必死に探し求めた時、その「求める心」を大切にし、自分の意思を創り上げながら幅広い道の中から自分を創り上げていく。
様々な広い、豊かな喜びと希望の道を示してきただろうか。

私は「自分らしく生きたい」と真剣に苦しんでいる子供と接する中で、この大切さを確認させられてきた。
そして弱った子がまた、真に元気に回復していく基盤も又ここにあることを気づかされてきた。

私達は、子供が問題にぶつかり、悩んでいる時を素晴らしい「自立のためのチャンス」と捉え、子供の話しを聞き、子供の話しを聞き、心を開き、子供が自分で問題を整理し解決していくのを手助けする方法を勉強している。

この中から、成績だけではない「あるがままの自分」が受け入れられる深い不動の自信が創られてくる。

例えば、「お父さん、ソマリアの難民かわいそうだね」とか、「仕事手伝おうか」「お母さん、あの映画素晴らしいよ」「学歴なんて意味ないと思う」とか言った時、私達はつい「そんな事、考える暇があったら勉強しなさい」の言葉を繰り返しているのではないだろうか。

このような私達の毎日の、当たり前の小さな対応の積み重ねから大切な宝を取り上げてしまっているのではないだろうか。

あの子供の目。
すべてを知ろう、自分の道を創り出そうと真剣に周りを見、求めている子供の心に私達は何を与え続けているのか。

先程の子供の問いかけに、もし真剣に受け応えていたならば、きっと新しい自分、新しい素晴らしい世界を知るチャンスになったかもしれない。

「学校以外のことに関心を持たれては困る」
「時間がもったいない」
「それは大学に入ってから。今はダメ」。

私達は無意識にか、又意識的にか、子供を一本の狭い道に追い込んでいるようだ。
「子供の将来のために」と信じて。

子供の成長にとって最も大切な事。
それは「現在」が最も大切だということ。
十三才も十七才も、その時一回切りということ。

私は、親の愛を疑ってはいない。
しかし、その愛が確実に子供に伝わっているかどうか、日頃から心配している。

現実に学校社会の中で生きていかなければならない子供の将来のために、学歴を身につけてやりたい親心は十分に分かるが、本当にそれでよいのだろうか。

極端な言い方だが、「自分」を抜きに勉強している子供もいるかもしれない。
自分が生きていく為に選択したのではなく、追いやられてここまできた大学生も見てきた。

「勉強だけやっていればいい」の狭い道から、本当の自立した人間は育たない。
いろいろな事を考えて、やったりする事を話させる自由の中から、着実に自分を創り上げてきた人としての自信を基盤にしなければ、何時の皮下必ず大きな障害に出会い、乗り越えられないように思える。

「自立」の定義の中に、「如何なる障害も乗り越えていける人間」とあるが、それはどうして出来ていくのだろうか。

それは幅広い、確たる価値観を持つことと、「私は私でいいのだ」というアイデンティティが確立されていることだろう。
それは前述の「親に愛されている実感」を持つことが基盤だろう。

私の名刺には、「あなたの愛が伝わっていますか」と書いてある。
そして「愛を伝える」ことをお母さん達と学んでいる。

私達は、子供が失敗をしないように先へ先へと心配し干渉する。

私はこう思う。子供が成長するには、失敗が絶対に必要なのだと。ただその時に立ち上がれる「何か」を、しっかり自分のものにしておくことが最も大切だと。

失敗しない人間ではなく、「失敗から立ち上がれる人間」こそ私達の目標であり、これこそ子供への最高の贈り物である。

このことから、子供は必ず感謝の心をもって父母を思い出すだろう。

「お母さん見て!雪が真っ白、私この上を歩くの大好き!」
「そう大好きなの。お母さんも今朝、歩いてみようかな」。

子供はお母さんと喜びを分かち合え、何か胸に温かく広がった思いを大切に、胸ふくらませて学校に向かうだろう。

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Database Factory Ver 3.4
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