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生活なしで あーかわいそう日本の子
今の日本は子供にとって実に行きづらい、育ちづらい国だと思います。

確かに豊かではありますが、その豊かさが子供の育つための大切なものを奪っているいるように思えるのです。それは、子供の周りに『生活』『喰って生きていく、厳しい世界』が存在しないことです。
(高校生、大学生と接しながらつくづく思い知らされたことです)

子供は将来一人前になり、一人で喰って生きていける大人になるために、日々、自分を鍛え創り上げるようにできており、『生活者』に向かい全力を発揮する時こそ、まさに子供は充実し、喜びと希望の中で闘い続けるのです。

ところが、今の日本の子供の周りには、その大切な『生活感』がないのです。
あるのは生活と結びついていない学校であり、成績であり、そして生活と結びつかない進学だけです。

『生活』のことはできるだけ考えさせず、ただただ「あなたは何も考えないで、勉強だけしていなさい」「家庭のことを心配する暇があったら、勉強しなさい」の道だけを歩かせようとする。

人間は目的と意味があるからこそ、力が出るんのです。

『生活』の事を抜きにして、人間は育つのでしょうか。

子供は何の為に勉強しているのでしょうか。

親が、先生が、皆言うから。皆が行くから。
この流れに乗っているのが現実でしょう。

「喰って生きていく事の大切さ、難しさ」が、こんなにも忘れられている国が世界中にあるでしょうか。
どこの国でも「子供は、一人で喰って生きていく」「家族を養っていく」を、しっかりと実感する毎日の生活から学校に行き、また働いているのです。
そして、元気で希望に満ちている子供を見ます。

「喰って生きていく、生々しい生活」には触れさせないで、学校や成績だけに押し込んでおいた方が、しっかり勉強すると考えているのかもしれないが、私は逆だと思っております。
『生活感』がしっかりあるからこそ、勉強の意味を確認できるのです。

大学生になっても生活の事を身近な事と感じないまま、中学、高校と同じ生活を送っている者も多い。
そして「できるだけ卒業したくない」「生活に出たくない」者も増えている。

日本の子供は不思議な弁勉強を続けているのだ。
社会に出たくない、生活をしたくない大学生を作り出している不思議な国。

生活と無関係な『生活』なしの『勉学』だけがすべてとされてきた子供達。

家は建ったように見えますが、ポッカリと基礎が抜けているのです。

数学だけでは、子供は力を発揮できません。
どこかで『僕の人生』『僕の生活』とつながっているから、英語もやる気になれるのです。

私は、登校拒否の子供達と接する中でも、この事を強く感じています。
『勉強、成績』だけの狭い道をただ真面目に歩く中に、意味と目標を失い、生きる力と喜びを失い、参ってしまった子供達。

その子供達も少しずつ安定を取り戻し、回復してきた頃、私は「喰って生きていくことから始めよう」と働きかけるのです。

まさに人間の生きる原点そのものから始めるのです。
それこそが子供も真に納得できる、人生のスタートとなれるのです。

「中卒だって、喰って生きていける」。
それは、すごい事なんだと。

『喰って生きていく事』、『生活する事』を抜きにされて、勉強させられている子供達。

お父さん、お母さん、どうか毎日の生活の中に子供を組み込んで下さい。
生活者の一員として下さい。

子供を連れて、安い大根を探してスーパー巡りをして下さい。

無くした十円玉を家中で捜してください。たまには針を持って、シャツのほころびを縫って下さい。

生活の苦しさ、将来の不安、お父さんのお仕事の事、物価が上がって困る事、何でも出して下さい。

たまには小遣いを値切って、少し待ってもらっても良いじゃないですか。
苦しかったらアルバイトをさせて、家にお金を入れさせたら良いでしょう。

「人は、パンのみにて生きるのにあらず」
と言うが、これは一切れのパンを得るために死ぬほどの苦しみをし、一切れのパンの大切さと、その意味を十分に知っている人の言葉です。

パンの為に真剣に働くことこそ、全ての原点なのです。

豊かさの中にどっぷりと漬けられて、『生活』を抜かされている怖さを考えるべきでしょう。生活から出ていない『生活』を抜きにした勉強は「しんどい」ものです。
力が出ません。

大学を卒業しなくても生きていける、生きなければならない。
中卒だって喰っていける。

人間いつだって、どの年齢だって喰って生きていけるし、その準備ができていなければならない。

この『生活者』としての広い道で育つ中から、大学に行くのなら行けば良いでしょう。
そしてそれは、今までとまったく違った意味を持つでしょう。

生活者としての実感。

子供は、生まれたときから大学受験生として準備されているのではなく、『一人で喰って生きていくもの』として創られ、準備されているのです。

買い物、家の手伝い、アルバイト、何でもやらせて下さい。
そして、生活の役目、仕事が終わったら勉強の時間をやって下さい。

生活が先、勉強は後、それが順番なのです。

生活が有っての勉強なのです。
そうすると日本の子供は、もっと元気になることでしょう。

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